ゆで卵の温め方は?電子レンジは危険?爆発しない安全に再加熱する方法を紹介!

ゆで卵の安全な温め方を知っていますか?電子レンジでも温められるのでしょうか?今回は、<半分に切る・穴を開ける>など電子レンジでのゆで卵の温め方に加え、湯煎して温める方法も紹介します。

目次

  1. ①ゆで卵を温めたいけど爆発しそう…。どうすればいい?
  2. ②ゆで卵を電子レンジで温めると危険?
  3.  
  4. ③ゆで卵の電子レンジでの安全な温め方は?
  5.  
  6.  
  7.  
  8. ④ゆで卵の最も安全な温め方は?
  9.  

ゆで卵を温めたいけど爆発しそう…。どうすればいい?

生卵は電子レンジで加熱すると爆発することから、冷めたゆで卵も温めると爆発しそうでためらってしまうことがありますが、ゆで卵を爆発させずに温める方法はあるのでしょうか。ゆで卵を温める際の危険性やゆで卵を安全に温める方法について解説します。

ゆで卵を電子レンジで温めると危険?

ゆで卵を電子レンジで温めると危険といった説がありますが、これは本当なのでしょうか。電子レンジでゆで卵を温めるのが危険な理由について解説します。

 

 

水蒸気が溜まって爆発するので危険

 

 

生卵は電子レンジで加熱すると爆発すると言われていますが、ゆで卵の場合も同様に爆発するので危険です。電子レンジで食品を温められるのは、電子レンジのマイクロ波の働きによるもので、このマイクロ波と呼ばれる電磁波が食品に含まれる水分を沸騰させることで食品が温まる仕組みです。

電子レンジでゆで卵を加熱すると、マイクロ波によって内部の水分が蒸発して水蒸気が発生します。この水蒸気がゆで卵の外へ蒸発するのを白身が妨げることでゆで卵の内部に水蒸気が溜まって膨張し、爆発するメカニズムです。

生卵やゆで卵だけでなく、温泉卵や半熟卵、コンビニなどで販売されている市販の煮卵も、電子レンジで加熱すると爆発する恐れがあります。電子レンジで加熱してもゆで卵が爆発しないこともありますが、温めた殻付きのゆで卵の殻を剥いた時に破裂したり、口に入れて噛んだ瞬間に口内で爆発したりすることもあるため注意が必要です。

(*卵を電子レンジで加熱すると爆発する原因について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

ゆで卵の電子レンジでの安全な温め方は?

ゆで卵を爆発させずに電子レンジで温めるには、どのようにしたらよいのでしょうか。ゆで卵を電子レンジで安全に温める方法を紹介します。

 

 

①ゆで卵に5箇所ほど穴を開けて温める

 

ゆで卵は5箇所ほど穴を開けて温めると、爆発しません。ゆで卵に穴を開けて温める方法は、以下の通りです。

【やり方】
1.ゆで卵の殻を取り除く
2.ゆで卵に爪楊枝などを使って5か所ほど穴を開ける
3.電子レンジの低めのワット数で10秒ずつ加熱する


ゆで卵に爪楊枝や竹串を使って穴を開けてから電子レンジで加熱すると、ゆで卵の内部に発生する水蒸気が穴から蒸発して爆発するのを防ぐことができます。この際、ゆで卵の反対側に貫通するまで穴を開けることがポイントです。

ゆで卵の穴が小さかったり穴の数が少なかったりすると爆発する可能性が高まるため、爪楊枝より太い箸などを使って穴を大きめに開けると、より安全に温めることができます。ただし、ゆで卵にしっかりと穴を開けて電子レンジで加熱しても、水蒸気が蒸発できずにゆで卵が破裂することがあります。

ゆで卵を高温で長時間加熱すると爆発しやすくなるため、電子レンジを低めのワット数に設定して様子を見ながら10秒ずつ加熱してください。

 

②アルミホイルで包み水入りの耐熱容器に入れて温める

 

ゆで卵の爆発を防ぐには、以下のような方法でアルミホイルでゆで卵を包んで温める方法もあります。

【やり方】
1.ゆで卵の殻を取り除きアルミホイルで覆う
2.耐熱容器にゆで卵と水を入れる
3.耐熱容器を完全に覆わないようにラップをかけて電子レンジで少しずつ加熱する


ゆで卵の一部がアルミホイルに包まれていないと爆発する恐れがあるため、ゆで卵が完全に隠れるようにアルミホイルで覆ってください。ゆで卵をアルミホイルで完全に覆って加熱することで、ゆで卵の温度をゆっくり温めることができ爆発を防ぐことができます。

なお、ゆで卵を入れる耐熱容器は、ゆで卵全体が水に漬かる程度の深さがあるものを使いましょう。アルミホイルの一部が水面から出た状態で加熱すると、電子レンジのマイクロ波がアルミホイルに当たって発火する可能性があります。そのため、アルミホイルで覆ったゆで卵がマイクロ波接触しないように、ゆで卵を完全に水に沈めた状態で加熱してください。

上記の方法でゆで卵を温める際に最適な電子レンジのワット数や加熱時間は電子レンジによって異なるので、低いワット数で様子を見ながら少しずつ加熱すると良いでしょう。

 

③ゆで卵を半分に切って温める

 

 

ゆで卵に数か所穴を開けると見栄えが気になる場合は、ゆで卵を半分に切ってから電子レンジを低いワット数に設定して10秒ずつ加熱する方法がおすすめです。ゆで卵を半分に切って加熱すると、マイクロ波によって生じる水蒸気の逃げ道ができて爆発しにくくなります。ただし、ゆで卵を半分に切って加熱しても、白身に空気が入っていると破裂する恐れがあります。

なお、コンビニで販売されているパウチタイプの煮卵を温める際には、電子レンジは使用せずにパッケージに記載されている通りの方法で温めてください。

 

 

ゆで卵の最も安全な温め方は?

 

ゆで卵を電子レンジで温めることはできますが、ゆで卵の状態や電子レンジのワット数および加熱時間によっては破裂してしまうこともあります。ゆで卵を確実に爆発させずに安全に温めるには、どのようにしたらよいのでしょうか。

 

 

ゆで卵を沸騰したお湯に5分ほど入れて湯煎する

 

ゆで卵を沸騰したお湯に5分ほど入れて湯煎すれば、爆発する心配は全くありません。ゆで卵を湯煎で温める方法は、以下の通りです。

【やり方】
1.鍋に水を入れて沸騰させ、ゆで卵を入れる
2.鍋に蓋をして5分ほど温める


ただし、上記の方法で半熟状のゆで卵を湯煎すると、卵に火が通って黄身が固くなる場合があります。黄身が半熟のゆで卵を半熟状態のままで温めたい時は、沸騰の温度よりも低い70℃以下のお湯に漬けてください。卵は70℃以上の温度で凝固する性質があるため、70℃以下の温度のお湯に漬けても黄身が固まらずに半熟状態のままで温めることができます。

ゆでたまごの殻のむき方

 

「もう失敗しない!」ゆで卵を簡単に剥く裏技3つを比較!1番きれいにできた方法は…

そのまま食べても、料理に使ってもおいしいゆで卵。簡単に作れるのがうれしいポイントですが、殻のむきにくさが気になるという方もいるのではないでしょうか。今回は、ゆで卵の殻を簡単にむく3つの裏技を検証しました!検証結果のあとは、ゆで卵を使ったレシピもご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。

手軽に試せる3つの裏技を検証!

今回は、さまざまなメディアなどでも取り上げられていてよく耳にする方法を3つピックアップしました。本当に簡単な方法はどれなのか、検証してみたいと思います!

卵の下処理やむき方以外は以下の条件で統一しました。

・賞味期限まで1週間以上ある新しい卵を使用
・冷蔵庫から出したばかりの卵を沸騰したお湯に入れる
・12分ゆでる
・ゆであがったらすぐに冷水に入れて急速に冷やす

※同じ条件で比較するため、今回は冷蔵庫から出したての卵を使用しています。冷蔵庫から出したばかりの卵を沸騰したお湯に入れると、殻が割れる場合があります。火力は湯がボコボコ沸騰しない程度を保っていただくことをおすすめします。

※卵をお湯に入れる際は火傷に注意し、おたまなどを使って卵が割れないようにそっと入れてください。

大切なポイントは、ゆでた後すぐに冷やすこと!そうすると卵の身が縮まって、殻との間に隙間ができてむきやすくなりますよ。

今回の検証は、【殻のむきやすさ】【仕上がり(白身の表面の凹凸など)】【手間の少なさ】の項目でそれぞれ評価しています。それではさっそく見ていきましょう!

殻のとがっていない方にスプーンでヒビをいれる

まずは、スプーンで殻にヒビを入れる方法です。ヒビを入れる場所は、殻のとがっている部分の反対側。内側に空洞があるので、ヒビを入れても中身が出てこなくなっています。

この方法のポイントは、ヒビを大きく入れすぎないこと!ヒビが大きいとゆでている途中に白身が出てきてしまいます。ほんの少しヒビが入ればOKです。

このようにヒビを入れてゆでてみたところ、2つのうち1つは途中で少し白身が出てきてしまいました。慣れるまでは力加減が少し難しいかもしれませんね。

冷ましてから殻をむいてみると…

意外にもきれいにむけました!

ヒビを入れておいたことで薄皮と白身がちゃんと離れていて、殻をむくのにかかった時間はわずか10秒ほど。白身が出てしまうとその部分は少しでこぼこしますが、ヒビの入れ方のコツをつかめばツルンときれいなゆで卵が簡単に作れそうです。

殻のむきやすさ・・・★★★★★
仕上がり・・・★★★☆☆
手間の少なさ・・・★★★★★

卵の殻のとがっていない方に画鋲などで穴をあける

続いては、殻に画鋲やピンなどで穴をあける方法です。こちらも、殻のとがっている方の反対側に穴をあけるようにしましょう。殻に針先を当てて、グリグリとねじるように押し当てると簡単に穴があきますよ。(針の先はあらかじめ清潔にしておいてくださいね)

ゆでてみた結果はこちら。

1つ目の方法よりも、でこぼこが少なくきれいな仕上がりになりました!

かかった時間は約30秒。この方法は殻をむくときにヒビを入れる必要がありますが、全体にまんべんなくヒビを入れてからむくと、とてもきれいにむくことができますよ。画鋲やピン、縫い針など穴をあける道具が用意できる場合は、ぜひ試してみてほしい裏技です。

殻のむきやすさ・・・★★★★☆
仕上がり・・・★★★★★
手間の少なさ・・・★★★☆☆

ゆでてから、タッパーに少量の水と一緒に入れて振る

最後は、ゆで卵と少量の水をタッパーに入れて振る方法です。ちなみに、この方法は半熟卵には使うことができません。半熟の卵は振った衝撃で崩れてしまうので、この方法で殻をむくなら固ゆでのものがおすすめです。

ゆでてしっかりと冷ました卵を少し大きめのタッパーに入れ、少量の水を入れたら準備は完了!

1〜2分ほど振ると、このようにヒビが入りました。

全体にまんべんなくヒビを入れるのは難しいかも…と思いきや、殻をさわってみると下の写真のように細かいヒビが全体的に入っていました。

そして、殻をむいた結果はこちら!

ひとつはとてもきれいにむけましたが、もうひとつは部分的にむきにくい部分がありました。かかった時間はむきやすい方で約10秒、むきにくかった方が約30秒。白身と薄皮がくっついていた部分は少しでこぼことした仕上がりです。

この方法は、卵の個数や大きさ、形、タッパーの大きさなどによってむきやすさに差が出そうです。また、タッパーを振るときの力加減が大切なので、最初のうちは慎重に作業する必要があります。

殻のむきやすさ・・・★★★★☆
仕上がり・・・★★★☆☆
手間の少なさ・・・★★☆☆☆

検証結果を発表!一番簡単だった方法は…

3つの方法を検証した結果、ゆで卵が一番簡単にきれいにむける方法は…

【殻のとがっていない方にスプーンでヒビを入れる】でした!

殻が簡単にむけるのはもちろんのこと、道具を用意する手間や仕上がりなど、トータルでバランスのいい方法でした。どうしてもヒビの間から白身が出てしまって難しいという場合や、煮卵などでツルンときれいな仕上がりにしたいときは、仕上がりが一番きれいだった「穴をあける」方法もおすすめです!

ゆでたまごの作り方(半熟から固ゆでまでのゆで時間のまとめ)

ゆでたまごの作り方の写真

調理時間:20分以下

 

半熟から固ゆでまでのゆで卵の仕上がりを『ゆで時間6分から12分まで、1分ごとの黄身の状態の違い』でまとめてみました。

他にも、殻のむき方や、糸を使った切り方など、ゆでたまごに関するいろいろな情報を紹介しています。

ゆでたまごの材料

  • 冷蔵庫から出したての卵(※) … 適量
  • 鍋に沸かした熱湯 … 適量
  • ※今回はMサイズの卵を基準としています。
  •  

ゆでたまごの作り方(半熟から固ゆでまでのゆで時間のまとめ)

ゆでたまごの基本

ゆで卵は好みの黄身の火通りも人それぞれ。けれど、ちょうどよい黄身の状態にゆでるのが難しいものです。

白ごはん.comでは、ゆで卵を作るとき、『冷蔵庫から出したての卵を“熱湯”に入れてゆでるやり方』にしています。

その方法なら、卵と湯の温度が共に決まった温度帯となり、その条件で何分ゆでる、とすることで毎回同じ状態に仕上げることができるんです。

ゆでたまごのゆで方

鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したところに、冷蔵庫から出した冷たい卵を入れます

卵を熱湯に入れる時は、お玉などに卵を1個ずつのせて、そっとお湯に落とすと卵にヒビが入りにくいです。
※卵の温度が急に変わるので、ぽちゃんと鍋に卵を落とし入れるとヒビが入りやすいので注意!

 

あとは好みの黄身の火通りをねらって、その時間ゆでればOKです。※ゆで時間の一覧は次の工程にまとめています※

 

 

※卵の黄身を中央にもってきたい場合は、ゆではじめの2分間に箸で卵を軽く転がすと、黄身が殻の近くに寄りすぎるのを防ぐことができます。

卵をゆで終えたら湯を捨て、冷水で(または何度か水を入れ替えて)冷まします。

余熱で火が通りすぎるのを防ぐため、半熟のゆで卵を作る際は特に、すぐに冷ますことが大切です。

半熟から固ゆでのゆで時間は??

6分後から順に1分刻みで取り出し急冷したものの一覧です。ゆでる分数を決める際の参考にしてみてください。

 

6分… 超半熟。黄身はとろとろ、白身もやわらか。

7分… 半熟。黄身の外側だけ少し固まって、中心部分はとろとろの状態。

8分… 黄身の固まった部分とやわらかい部分が半々くらいの状態。黄身は切っても流れてはこないくらい。

9分… 黄身の中央も固まっているけど色鮮やかで、火が通りすぎていない状態。

10分… 黄身の外側はしっかり火が通り、固ゆでの白っぽい黄色に。

11分… 黄身の中央だけ少し鮮やかさが残る。

12分… 固ゆで。黄身が全体的に白っぽく火が通っている。

10分以降の固ゆで以外では、僕自身、8分か9分で卵をゆでることが多いです。

8分は卵を押すとやわらかい半熟の黄身が少し出てくるくらい(左)で、それに比べて9分は押しても半熟の黄身は出てこず、ゆるく固まった黄身がパカッと割れるくらい(右)になります。

※冷蔵庫の温度や卵の微妙な大きさによっても変わってくるので、あくまで参考として、自分なりのベストを探ってみてください!

 

初心者必見!ふっくら卵焼きの作り方

卵焼きの写真

実際にフライパンで作った卵焼きがこちら! 形もきちんと四角く成形されていて、フライパンで作ったとは思えない出来栄え! 卵の焼けたいい香りが食欲をそそります。ひと口食べると、甘みが口いっぱいに広がり、ふわふわの食感が美味!

フライパンを使った卵焼きレシピ

今回紹介する作り方は、フライパンの大きさも卵の個数も自由。成形するとき横幅を調整すればいいだけなので、卵1個から作れるお手軽レシピです。

卵焼きの道具の写真

使用する道具はフライパン、フライ返し、菜箸の3つ。特にフライ返しは、卵焼きを整形するときにかかせない。

材料(2人分)

  • ・卵…2個
  • ・砂糖…大さじ1と1/2
  • ・塩…少々
  • ・サラダ油…小さじ2

※今回は少し甘めの卵焼きですが、味付けはお好みでOKです。

焼き方

① 卵を溶く

卵を菜箸で混ぜている写真

ボウルに卵を割り入れて菜箸でしっかり溶きほぐす。砂糖、塩を加えてよく混ぜる。

フライパンにサラダ油を入れて中火にかける

フライパンに油をなじませている写真

フライパンに油を入れて中火にかけたら、フライパンを大きく動かして油をなじませる。

③よく熱したフライパンに1の卵液を一気に加える

卵液を菜箸で混ぜている写真

フライパンをよく熱したら、卵液の全量を流し入れる。

④菜箸で大きくかき混ぜる

卵液を菜箸で混ぜている写真

すぐに菜箸で混ぜ、半熟のスクランブルエッグを作る。

⑤フライパンの中央に長方形になるように卵を寄せる

フライ返しで卵を寄せている写真

 

卵が半熟状になったら素早くフライ返しに持ち替え、左右の両はしを軽く寄せて、長方形になるように形をととのえる。

⑥奥側から手前に巻いて成形する

卵焼きを巻いている写真

長方形に成形したらすぐにフライパンを手前に傾けながらくるくる巻くと作業しやすいです。巻いた部分を手前に落とすイメージで、巻き込んでいきます。

⑦卵の表面を焼き固める

卵焼きを焼いている写真

巻き終わりを下にして軽く焼く。裏返してさらにさっと焼き、表面を焼きかためる。

⑧フライパンから取り出して粗熱をとる

卵焼きの形をととのえている写真

フライパンから卵焼きを取り出し、粗熱をとる。
形をととのえたい場合は、ペーパータオルで包み、その上からラップで包む。※火傷に注意する。

⑨食べやすい大きさに切る

卵焼きを切っている写真

食べやすい大きさにカットすれば卵焼きの完成。

【卵白の冷凍】余ったら冷凍が正解!メレンゲなど使い道アイデアも

【卵白の冷凍】1個ずつラップで包んで冷凍すれば使い勝手◎

余った卵白は、1個ずつラップに包んで冷凍するのがおすすめ! まとめて冷凍用保存容器に入れてストックしておけば、いつでも好きな分だけ使えて便利です。

冷凍方法

1 ラップを用意する

容器にラップをかけ、中央にくぼみをつけている写真

深さのある小さめの容器にラップをふんわりとかけ、中央をくぼませる。

2 卵白を入れる

ラップのくぼみに卵白1個分をそっと入れる。

3 ラップで包み、輪ゴムで留める

卵白をラップで包んでいる写真

そっとラップの端を持ち上げ、なるべく空気が入らないよう茶巾絞りのようにラップをねじり、輪ゴムで留める。

4 冷凍用保存容器に入れ、冷凍する

卵白を保存容器に入れている写真

冷凍用保存容器に並べて入れ、ふたをして冷凍する。冷凍庫で1ヵ月程度保存可能。

解凍方法

冷蔵庫で6時間ほど解凍し、料理やお菓子に加熱調理して使う。もしくは、ラップから出した卵白を耐熱容器に移し、ふんわりとラップをして1個分(約25g)につき電子レンジ(200W)で1分20秒ほど加熱し、半解凍状態にしてから冷蔵庫で解凍すると時短になる。

※電子レンジで加熱しすぎると、卵白が固まってしまうので注意。

 

プロおすすめ!余った卵白の使い道アイデア

余った卵白を冷凍しておけば、料理やお菓子作りで大活躍! プロおすすめの使い道を紹介します。

【使い道①】スープの仕上げに卵白を入れて

卵白をスープに入れている写真

余った卵白は汁物に加えて卵スープにすると◎。鍋でスープや味噌汁を作り、煮立ったところに卵白を加え、火を通す。鍋に入れる直前に卵白を箸などで軽くかき混ぜておくと、卵がふんわりと固まりやすい。

【使い道②】つくねやハンバーグのつなぎに

肉ダネに卵白を入れている写真

冷凍した卵白は、つくねやハンバーグなど挽き肉料理のつなぎとして使うことも可能。肉ダネに自然解凍した卵白を加えて混ぜれば、ふんわりジューシーな仕上がりに。

【使い道③】メレンゲにしてお菓子作りに

メレンゲを作っている写真

お菓子作りに活躍するメレンゲは、一度冷凍し半解凍した卵白で作ると簡単。卵白は冷凍すると粘り気が弱まり、空気が入りやすくなるので、ハンドミキサーなしでもすばやく泡立つように。メレンゲはクッキーやマカロン、シフォンケーキなどに使える。

※冷凍卵白は1個分(約25g)につき冷蔵庫で3時間30分ほど置くと、半解凍状態になる。

冷凍卵1個で目玉焼き2個簡単レシピ

 

もっちり濃厚で美味しい*「冷凍卵」の正しい作り方とアレンジレシピ

冷凍することで黄身の味が濃厚になり、独特のモッチリした食感も美味しいと評判の「冷凍卵」。自宅で簡単に作れて和・洋どちらの料理にもアレンジできるので、冷凍庫にストックしておくと便利です。

今回はそんな冷凍卵を使った簡単で美味しいアレンジレシピをご紹介♪

冷凍卵は「ただ凍らすだけ」と思いがちですが、卵は細菌が繁殖しやすいため、正しい作り方を知らないと食中毒の原因になってしまう場合も。冷凍卵を安全に美味しく食べるために、まずは基本の作り方とポイントから見ていきましょう。

 

冷凍卵の基本的な作り方

殻ごとラップで包み、保存袋へ。

もっちり濃厚で美味しい*「冷凍卵」の正しい作り方とアレンジレシピ

冷凍卵は生卵を殻ごと凍らせるだけで、とっても簡単に作ることができます。生卵のほかにラップと冷凍用保存袋を用意してくださいね。

まずはこちらの写真のように、卵を殻ごとラップで包みます。この時にラップをピタッと密着させず、ふんわりと包むことがポイントです。ラップがクッション代わりになって、衝撃を和らげてくれるそうです。

保存袋ごと1日凍らせる。

もっちり濃厚で美味しい*「冷凍卵」の正しい作り方とアレンジレシピ

ラップに包んだ生卵を冷凍用の保存袋に入れて、丸1日凍らせたら完成です。
卵は凍らせることで黄身から水分が抜けてかたくなるので、まるで半熟卵のようなモッチリとした不思議な食感になりますよ。解凍して黄身だけを調理しても、凍ったまま卵白と黄身を一緒に加熱しても、どちらでも美味しくいただけます。

冷凍卵の作り方のポイント

もっちり濃厚で美味しい*「冷凍卵」の正しい作り方とアレンジレシピ

冷凍卵を安全に美味しく食べるためにも、おさえておきたいポイントがいくつかあります。

☑新鮮な生卵を使用する
☑卵の殻の汚れをキッチンペーパーなどで拭いて、清潔な状態にしてからラップで包む
(水で洗うと殻にある気孔から中に雑菌が入る場合があるので注意)
☑卵は凍らせると膨張して殻が割れるので、必ず冷凍用の保存袋に入れて冷凍する

殻向きのコツ

もっちり濃厚で美味しい*「冷凍卵」の正しい作り方とアレンジレシピ

料理に使用する際は、凍ったままの状態で殻をむきます。流水にさらしながらむくと、殻をむきやすくなりますよ。冷凍卵は和・洋様々な料理に使えるので、冷凍庫にストックしておくと便利です。

それでは、実際にどんな料理に応用できるのか、さっそく冷凍卵を使った美味しいアレンジレシピを見ていきましょう

冷凍卵の目玉焼きダブル

卵そのものの美味しさを堪能できるシンプルな目玉焼き。通常は1個の卵から1つの目玉焼きしか作れませんが、冷凍卵なら1個の卵で2つのミニ目玉焼きが作れるんですよ。冷凍卵は凍ったままの状態でフライパンで蒸し焼きにするので、フライパンの蓋は密閉性の高いものがおすすめです。黄身がとろっとした、美味しい目玉焼きを簡単に作ることができます。

卵そのものの美味しさを堪能できるシンプルな目玉焼き。通常は1個の卵から1つの目玉焼きしか作れませんが、冷凍卵なら1個の卵で2つのミニ目玉焼きが作れるんですよ。冷凍卵は凍ったままの状態でフライパンで蒸し焼きにするので、フライパンの蓋は密閉性の高いものがおすすめです。黄身がとろっとした、美味しい目玉焼きを簡単に作ることができます。

卵の冷凍保存方法

 

卵は日持ちする生鮮食品。しかし、保存方法を間違えると、食中毒のリスクもあります。ここでは、卵の正しい保存方法や日持ちする卵料理のレシピ、うずらの卵の保存方法などをご紹介します。

卵の正しい保存方法は?保存期間や冷凍方法、保存食のレシピも!

卵は冷凍保存できる?

卵は冷蔵で保存する人が多いですが、冷凍保存もできます。冷凍保存すると、食感や味が変わり、おいしいという声も多いです。卵の冷凍保存について確認してみましょう。

卵を冷凍保存する方法と保存期間

卵の冷凍保存や解凍のやり方をご紹介します。

■卵を冷凍保存する方法
卵を冷凍保存する方法は2通りです。


殻を割らず、そのままの状態で冷凍します。冷凍保存すると、卵の中身が膨張して殻が割れやすくなるので、タッパーなどに丸ごと卵を入れて保存してください。


卵を割り、タッパーなどに入れて冷凍保存できます。

■卵の保存期間
卵を冷凍した場合、保存期間は1ヶ月程度です。冷凍でも長期間保存すると、品質が劣化したり、菌が繁殖したりしやすくなるため、なるべく早く使い切りましょう。

■卵の解凍方法
冷凍保存した卵は自然解凍してください。季節や室温にもよりますが、1時間程度で解凍できます。

卵を冷凍保存するときの注意点

卵は冷凍保存する際は、次のポイントに注意しましょう。

■食感や味が変化する
冷凍保存した卵を解凍すると、見た目は冷凍する前と同じようになりますが、食感や味が変わります。黄身はねっとりして白身はサラサラになり、味はクリーミーに感じます。卵かけご飯などにすると、普段とは違う食感や味を楽しめるでしょう。

■生食はすぐに食べる
冷凍の影響で卵の殻が割れると、サルモネラ菌をはじめとする雑菌が繁殖しやすくなります。冷凍保存した卵を生食する場合は、解凍後、すぐに食べましょう。解凍してから数日経った場合は、賞味期限内でも加熱するのがおすすめです。